真面目なお話です・・・自分の力で何とかしようと思ってはいけません。

 兎角、宗教的な行為(『世界平和の祈り』を含めて)をしているような人は、『自分の(お祈りの)力で何とかしよう』という気持ちが芽生えてしまうんですね。不思議なんですが・・・

このような気持ちが芽生えると、徳の高いことをしているにもかかわらず、現実の生活では『上手くいかない』ことが多く、精神的にもつらい状態になります。

これでは本末転倒ですね。

従いまして、『自分の力でやっている』と言う考えを捨てなければなりません。

『世界平和の祈りを祈っても(自分の人生を含め)この世の中で起きることは既に決まっています』。

どう足掻いても、『出来ることは出来るし、出来ないことは出来ません』。

この現実をまず、しっかりと認識したうえで『世界平和の祈り』をしていくわけです。

そうすると肩の力が抜け、なぜか運命が好転します(このことが、『五井先生』の仰っていた『運命の修正』という現象だと思います)。

ただ、『(自分の)運命の修正』については私自身も体験しましたが『34年』という年月が掛かりました。

つまり、『運命の修正』というようなことは『結果として起こり得ること』であって、それを目指して『世界平和の祈り』を祈ってはいけないのです。

そうしないと結果が出ない場合に『祈る』ことに失望してしまいます(実のところ、私も『世界平和の祈り』に失望しかかっていました)。

何の宗教でもそうでしょうが、『信仰を捨ててしまう人』の大半は自分の考える『結果が出ない』からなのです。

『祈る』=『自分の考える結果が出る』=『楽になる』と短絡的に考えてはいけません。

自分の心から『何かを手放したときに』本当に幸せになれるんだと思います。

いわゆる『神様におまかせする』ということは『手放す』ことなんですね。

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