宗教団体は多かれ少なかれ『カルト』?

 『カルト』とは、学術用語としては『カリスマ的指導者を中心とする熱狂的な信者の集まり』のことです。この定義に依れば、およそすべての宗教団体は、その成立過程において『カルト』と言えます。まず、この点を明確にすべきです。一部で取りざたされている宗教団体のみが『カルト』ではないのです。そのことを考えずに様々な議論しても無意味です。

どの宗教団体の信者も多かれ少なかれ洗脳されており、洗脳を自分自身で解くことが出来るのは一握りの人間です。報道番組で『2世信者』という人が所属教団に対して批判的なことを語っていますが、(よほど勇気のある人物でなければ)絶対に教義を捨て去ることはできません。なぜならば、教義を捨て去ることは『自己の否定』につながるからです(しかも、恐怖心のためにその教えから逃れることはできません)。

私は、『そもそも教祖の教えには何の効力もない』ということがわかれば当該信仰を捨て去ることが出来ると考えます。教義に『オドロオドロシイ言葉があったり、やたら〈霊〉が登場している場合は怪しいです』。なぜなら、そのようなことは検証不可能だからです。宗教は、検証不可能な『出来事』に対して『神的な力がある』と提示するものです。

仮に、100歩譲って、ある教祖が『人の心をある程度読めたり、不思議なことが出来たとして』それが何の役に立ちますか?戦争を終わりにする力はありますか?核兵器を無力化できますか?できないですよね。彼ら(彼女ら)も私たちと同じ人間なんです。『神でも仏でもありません』。そんなものに振り回されてはいけません。各人の持っている潜在能力に対しては、いかなる人物も侵すことはできないのです。

皆さんの中で『自分は間違った宗教を信じていた』と思った人は、その瞬間から人生をやり直すことが出来ます。心当たりのある人は、勇気を持って前に進んでください。多少の心の痛みは伴うかもしれませんが、必ず良くなります。そのためにも『延命十区観音経の読経が強力な側面援助になる』と私は考えます。