『延命十区観音経の読経』と『スターゲイト』

『スターゲイト』とは、1994年に公開された同名のSF映画の中で登場する『星間移動装置』で、目的地の空間座標を示す6個の記号と現在位置を示す1個の記号を入力することで相手方の星に存在する『スターゲイト』と接続する仕組みとなっています。『延命十区観音経の読経』もこれと同様で、『42文字の経文(記号=パスワード)』を自分が唱えることで相手方である『観世音(観世音菩薩)』に接続するのです。

ただし、『スターゲイト』の場合には、接続した後、ゲイトの内部に侵入して『形成されたワームホール』を通過して相手方の星に到着できますが、『延命十区観音経の読経』の場合には、『観世音』に接続するのみで、『観世音』の存在する霊的な場所には行くことはできません。しかし、接続はされているので、相手方である『観世音』の『法力』は自分に向って放射されるのです。これを『祈り』に置き換えると、いくら祈ったところで、『祈りの文言』は『記号=パスワード』ではないのでゲイトが開くことはありません。開かないゲイトの前で『祈りの文言を叫んでいる』という、まるで『役者の舞台稽古』のような感じになってしまうのです。