運命(さだめ)は変えられるのか?

運命(さだめ)は過去世からの因果の連鎖、膨大に積み重なった原因から必然的に表れる結果なので、変えることは原則としてできません。しかし、ガチガチに固まった『因果の連鎖』を『ほぐす』こと、言い換えると『若干の空白』を生じさせることができたのなら運命を編集することが可能なのです。今生(現世)の運命は既に収録済みのフィルムを再生しているにすぎません。したがって、変えることはできませんが、いわゆる映画の『ディレクターズカット』のように編集次第では『別の映画』に仕上げることができます。大まかなストーリーは同じであったとしても『最初の映画とは明らかに違う映画』になるんです。その手段として多くの宗教家、あるいはスピリチュアル関係の人が持ち出す手法が『お任せする生き方』です。これは、『ある高次の存在(神・仏あるいはそれに準ずる存在)』に対して『自分の運命を丸投げする』ことです。

しかし、実は、このような手法では運命の『ディレクターズカット(編集)』はできません。なぜならば、既に述べたように、運命(さだめ)は過去世からの因果の連鎖、膨大に積み重なった原因から必然的に表れる結果だからです。運命は『一朝一夕』に編集できるような生易しいものではないのです。